コラム

大阪の病児対応ベビーシッター選びのポイントは? ~保育可能な病状・予約時間・料金を徹底比較!~

こんにちは!ノーベル事務局です。

やっとの思いで保育園入園!さあこれから仕事もがんばるぞ!という時に、ぶち当たる壁が「子どもの病気の時の対応」です。
今やさまざまな育休復帰準備関連の記事に登場する「病児保育」というキーワード。
みなさんどのように選んでいるのでしょうか。2021年の最新情報としてまとめてみました。

年間〇〇日も保育園を病欠!?

「保育園決まった!よし!バリバリ働くぞ~!」なんて思っていても、子どもは初めての集団生活の中で、風邪をもらってきては鼻水を出し、そしてすぐ発熱…。
小さなお子さんにとって、風邪や発熱は避けては通れない道。これを繰り返して免疫力をつけ、からだを強くしていきます。では、いったい何日ぐらい休むのでしょうか。

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0歳児は年間26.7日、1歳児で18.8日、2歳児で11.9日程度、平均して保育園を病欠します。また、免疫力によってそれぞれ違いますが、0歳児のうち20%の子どもが平均して年間60日以上病欠しているともいわれています。子どもが発熱したら、保育園では預かってくれません。そのたびに仕事の調整が必要になります。

やむなく仕事を休んだり、早退すれば周りからの視線が痛い・・・周囲に頼れる人がいなかったり、職業柄休めない人、職場で理解されにくい人にとっては、仕事を辞めることも考えなくてはならないかもしれません。

病気の子どもを預けられる場所って?

もちろん高熱を出してしんどそうな我が子を置いて出社するのは胸が苦しいですが…どうしても休めないとき、先輩の親御さん達はどんなところに預けているのでしょうか?

①病児・病後児保育施設
②訪問型病児保育・病児対応ベビーシッター
③ファミリーサポート・センター
④じぃじ・ばぁば、親戚のおばちゃん、姉妹、ママ友など周囲の人

病児・病後児保育施設

2020年11月時点で、大阪市内には、病児保育施設が16施設、病後児保育施設が17施設あります。1日2500円程度で預かってもらえるのは経済的にありがたいですが、保育園の数と比較すると施設数はまだまだ少なく、キャンセル待ちで利用できないこともあると聞きます。登録は無料なので、「いざ」という時のために登録だけでもしておくと慌てずにすみますね。

▼大阪市の病児保育施設一覧(大阪市ホームページにとびます)

訪問型病児保育・病児対応ベビーシッター

お子さまの自宅でケアをする訪問型の病児保育です。その中でも2種類あります。

1) 病児保育を中心にげんきな子も預かるベビーシッター事業者
2) げんきな子を中心に病児も対応するベビーシッター事業者

1) は、大阪市内では現状ノーベルのみです。2) については近年、病児、もしくは病後児に対応しているベビーシッター会社さんも増えています。
各社それぞれ、お預かりできる体温や感染症の種類等、お預かり可能な範囲が異なっていたり、料金体系も異なるので、自分の家庭の状況にマッチする会社を選ぶには、吟味が必要です。

ファミリーサポート・センター

各自治体が運営しているベビーシッターサービスのようなものです。地域のいわゆるおばちゃんたちが子育て世代をサポートしてくれます。ベビーシッターサービスよりも割安で依頼できるのでありがたい存在です。残念ながら、大阪市では病児のお預かりがNGですが、その他の自治体では、病児OKだったり、病気の回復期であればお預かり可能のエリアもありますので、一度調べてみてください。

じぃじ・ばぁば、親戚のおばちゃん、姉妹、ママ友など周囲の人

身内などの家族の場合、費用がかからず預けやすいのが何といっても一番の利点です。「働く!!おかん図鑑」に出てくる先輩おかんには、「ばぁば、妹、身内同然のおばちゃん、そして自分の4人で、病児対応のシフトを組んでいる!」というツワモノも!
しかし、子どもは熱が出ていても元気なことが多く、1日でばぁばがギブアップしてしまったり、「何度も頼むのが申し訳ない…」なんてことも。

複数の選択肢を使い分けることがカギ

病児保育施設はキャンセル待ち、身内は用事あり、ばぁばは腰を痛めていて預けられない!ベビーシッターをお願いしすぎて財布の中が…⁉なんてことも。
どうしても職業柄休めない日がある方は、複数の選択肢を準備をしておくことが重要です。

自分に合ったサポートはどれだろう?

サービス比較の前に、自分に必要なサポートはなにか、考えてみましょう。

例えば、
「仕事柄、突然”今日休みます”は厳しいが、とりあえず初日を乗り切れば後は同僚に仕事を任せて休むことができる!」「比較的休みやすい(もしくは在宅ワークできる)職場ではあるけれど、4日5日も続くとさすがに辛い…」「保育園からの呼び出しに対応できない。当日のお迎えだけでも対応してくれると助かる!」などなど、サポートしてほしいポイントは人それぞれです。

ご自身やパートナーのパターンはどれに当てはまり、どんなサポートが自分の家庭に必要なのか、想像してみましょう。預け先を選ぶための主なチェックポイントをご紹介します。

ポイント1.いつまでに予約すれば利用できるか?

「子どもの病気」は、ある日突然やってきます。急な変化に細かく対応してもらえるとありがたいですね。
➀:100%対応してくれるか、その場合、申込み〆切はいつか
➁:前日・当日予約の追加費用は発生するか
③:キャンセル料は発生するか
(子どもの場合、朝にはケロっと熱が下がっているケースもよくあります)

ポイント2.どの程度の症状なら預かってもらえるのか?

➀:発熱 体温での制限はないか
➁:感染症でも預けられるか
例) インフルエンザ、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎、水ぼうそうなどの任意予防接種のある感染症など

ポイント3.結局いくらかかるのか?

➀:前日・当日予約追加料
➁:前日・当日キャンセル料
③:病児保育追加費用
病児の場合は「急な依頼」「急なキャンセル」が発生することを踏まえておく必要があります。
保育料は割高だが急な予約・キャンセルがしやすいところ、保育料は安いが急な依頼ができないところなど、ご自身の必要なサポートと照らし合わせてみましょう!

ポイント4.保育内容は?

実際に、病児保育を依頼する際の使い勝手、また安心して預けられる場所、スタッフはどうか、なども気になるポイントですよね。

➀:当日何時から依頼できるか?受診は保育スタッフに依頼できるか?

➁:保育スタッフは病児保育の研修を受けているのか?緊急時の対策は
一番気になるのは、「安心・安全に保育をしてもらえるか」ですよね。研修や万が一病状が急変した場合などの対応も確認おくと安心です。

③:預け先まで連れていくのか、自宅に来てくれるのか?

大阪の病児対応ベビーシッターを徹底比較!

大阪で利用可能な病児保育シッターの代表例をまとめてみました。

ノーベル A社 B社(病後児のみ)
入会金  16,500円  20,000円  10,000円
年会費  5,000円(2年目以降)  なし  4,000円
月会費  3,500円~
(年齢と利用回数で変動)
 900円  なし
保育料

1,800円/1時間
※毎月初回(8:00~17:30分)無料

・2,100円/1時間
・18時以降2,400円/1時間
・当日手配は別途2,000円/1回
・1,810円/1時間
・8~9時、18時以降は2,010円/1時間
予約受付時間 前日15:00~当日8:00
(8時以降もスタッフ数に余裕があれば受付OK)
平日7:00~22:00
土日8:00~21:00
9:00~17:45
100%
お預かり
×
感染症の
お預かり
×
家事代行 × 〇(別料金) 〇(別料金)

 

シミュレーションしてみよう!

実家に預けたり、自分が休んだり、、、
いろんな方法がありますが、一度シミュレーションしてみましょう!

ピンチ!朝起きたら子どもが高熱出しちゃった…8時から16時まで仕事があるけど休めない!!!(泣)

※入会金・年会費・月会費を除く。月に一回目の場合。

①ノーベルの場合
保育スタッフの交通費のみ!
(保育料は月会費に含まれています)

②A社の場合
交通費+18,800円
【内訳】
保育料(8h)…16,800円
当日手配料…2,000円

③B社の場合
交通費+14,680円
【内訳】
保育料(7h)…12,670円
早朝料金(1h)…2,010円

※B社の場合、病後児のみのお預かりなので、このケースの場合は預かってもらえない可能性があります。

いかがでしたか?
初めての病児保育選びとなると、お子さんが病気をしてから探しはじめ検討するのは大変。
ご家庭ごとに状況もさまざまですので、早め早めに情報を集めて相談しておくと慌てずにすみますね!
不安なこと、ご不明点はいつでもお気軽にお問合せください。

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